北海道大学 研究シーズ集

Tourism / Community development

地域におけるPPP(公民連携)の可能性に関する研究

石井 吉春 特任教授 Yoshiharu Ishii
学士(商学)

公共施設マネジメントにおける民間活用方策

財政制約が強まるなか、公共施設の更新が本格化しており、PPP活用による効率的な公共施設の維持・更新が求められています。こうしたなかで、PPPの手法としての特色、課題に加えて、より効果的なPPP手法の展開可能性などについて研究しています。

研究の内容

地方自治体が保有する公共施設については、順次、本格的な更新時期を迎えつつあります。すでに、小規模自治体では人口減少が顕著となっていますが、今後については、ほとんどの自治体で人口減少が進展する見込みとなっており、公共施設の過剰も大きな課題になると考えられています。
こうしたなかで、公共施設の適切な管理を目的に、公共施設マネジメントの考え方が取り入れられてきていますが、更新などに当たり、PFIなどの民間活用方策の導入が、効率的な整備のために重要になっています。また、手法面の特色に加え、分野別に適した手法の選定、民間の創意工夫を引き出す工夫なども重要になっており、こうした問題認識の下で、効果的なPPP手法の展開可能性について研究しています。

社会実装への可能性

  • ・公共施設等総合管理計画の策定
  • ・水道、下水道などを含む、分野別施設更新計画の策定
  • ・指定管理者導入方策やPFI導入可能性調査など

産業界や自治体等へのアピールポイント

財政制約に加え、地方交付税及び地方債制度の制度疲労なども踏まえれば、資金調達も含めて民間の創意工夫を活かした公共施設整備に取り組んでいくことが、きわめて重要な方向となっており、こうした方向を後押しできる研究を進めていきたいと考えています。

2018/4/3公開