北海道大学 研究シーズ集

Human and Social Sciences

グローバル化に対応する国際広報

山田 澤明 教授 Sawaaki Yamada
工学修士

経営課題から戦略広報を組み立てる

グローバル化を一段と進める日本企業には、国際的な新しい広報機能が必要である。今後の多様な国際社会での事業活動、幹部人材の多国籍化、経営の現地化の推進には、広報組織の大幅な機能拡充が必要である。

研究の内容

本研究では、以下の5つのアプローチにより、①ミッション経営、②異文化対応能力向上、③グローバル・コーポーレート・ガバナンスという3つの観点から、日本企業の国際化に必要な新しい広報部門の活動を分析、評価する手法の開発を行っている。
具体的な研究の内容は下記の通りである。
1.日本及び欧米のグローバル企業の戦略広報のケーススタディ(現地インタビュー調査)
2.グローバル・ミッション経営と広報活動の定量分析(テキストマイニング分析)
3.日本企業のグローバル化と国際広報活動の現状調査(国内アンケート調査)
4.グローバル企業の国際化度分析(異文化対応度分析)(エントロピー分析)
5.グローバル企業のコーポレート・ガバナンス体制と広報活動の分析

社会実装への可能性

  • ・企業や組織の国際広報の活動の内容、コンテンツを客観的に評価、分析することによって、広報活動の質的な比較、評価が行える。

産業界や自治体等へのアピールポイント

広報活動の質的な評価の定量化はこれまで困難であった。しかしながら、本研究ではテキストマイニングなどの客観的手法を活用し、その企業、組織の広報の具体的内容が企業理念の追求に沿っているか、などのコンテンツそのものについて分析する。本分析により、今後の戦略広報の改善方向を具体的に示すことができる。

研究キーワード

2018/4/3公開