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コンピュータ・グラフィクスによる映像表現
計算機による知的創造的活動の支援
3次元CGを用いた人間の創造活動の支援を目指しています。CGは飛躍的に発展しましたが、3次元情報の操作は簡単ではなく、創造活動の支援にはいたりません。3次元空間の情報を自由に操作し、簡単にCG映像を作成する仕組みを研究しています。
研究の内容
CGによって映像製作を行うためには、形状・カメラ・照明・材質などに関する膨大なパラメータを人間が用意しなければなりません。そして、目的の結果を得るためには、それらのパラメータを試行錯誤的に調整しなければなりません。加えて、精密な映像を作成するためには、長い計算時間が必要です。これでは、CGを使って創造的な活動を行うことはできません。そこで、本研究は、これらの問題を解決する方法の開発を行っています。パラメータ調整に関しては、逆問題アプローチを導入し、計算時間に関しては、並列計算を導入した高速計算手法の開発を行っています。さらに、これらの考え方を3Dプリンタを用いたデジタルファブリケーションへと応用しています。さらに、ユーザの意図をより直感的に反映するための新しいユーザインタフェースの開発にも取り組んでいます。
土橋 宜典 教授 Yoshinori Dobashi工学博士