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化学的手法による水域生態系の理解
各種化学分析から海域,湖沼,河川の環境を評価します
水域の生物生産性,漁業生産性は光合成生物(基礎生産者)に支えられています。基礎生産過程の理解には栄養塩類など水中の化学成分の分析と、その結果の適切な解釈が必要です。現地調査,化学分析からデータ解析までを一貫して実施します。
研究の内容
一例として【北海道サロマ湖のホタテガイ養殖を支援する環境調査】を紹介します
◆サロマ湖は日本を代表するホタテガイ養殖の場であり、湖内での年間約7千トンの生産に加え、外海へ放流する稚貝の生産場所として、オホーツク海での年間約7万トンの生産を支えています。
◆漁業資源を包括的に管理し、永続的に利用していくため、漁業者がホタテガイ養殖許容量を設定し、サロマ湖の漁場管理を行っています。
◆当研究室はサロマ湖養殖漁業協同組合と協力し、養殖許容量を算定するための環境モニタリングを実施しています。芳村 毅 准教授 Yoshimura Takeshi -
宇宙からの海洋性植物プランクトン探査
人工衛星を用いて海洋の植物プランクトンの分類探査と定量化技術の開発
地球観測衛星を用いて、海洋に生息する浮遊微細藻類(植物プランクトン)を人工衛星より遠隔探査する方法を開発しています。現在、遠隔探査としては世界で最も多い分類グループ数(11グループ)を定量観測する方法を研究しています。
研究の内容
海洋の植物プランクトンは、魚類生産に必要な生物エネルギー生産を支える一次生産者であり、異なる種類の植物プランクトン間の存在比は異なる生態系構造(従って異なる生物資源)の指標となると考えられます。衛星探査技術への応用により、異なる生態系構造が、世界中のどこで、いつ、どのように変動しているかといったことが分かるようになり、結果的として、効率的な生物・水産資源の探査や評価、管理が可能になると期待されます。
平田 貴文 特任准教授 Takafumi HirataPh.D.

