北海道大学 研究シーズ集

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質問調査:1件

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  • ライフサイエンス
  • 情報通信
  • ナノテク・材料
  • ものづくり技術
  • 人文・社会科学
  • エネルギー
  • 環境
  • 観光・まちづくり
  • 北極域
  • 社会基盤
  • 共用機器
  • 表明選好法による経済行動の分析とソフトウエア開発

    データ解析環境Rを利用して

    人々の経済行動を統計分析するには、一般に実際の行動結果を利用しますが、必要なデータが入手できるとは限りません。そのようなときに役立つのが質問型調査法の表明選好法です。表明選好法を使った研究とそれを実践するためのソフトウエアを開発しています。

    • 経済行動の予測のイメージ:市民農園に関心を持っている世帯を対象として、「自宅から市民農園までの距離」と「世帯が市民農園を借りる確率」との関係を示しています。市民農園の内容によって3パターンを予測しています。

    研究の内容

    商品の購入やレクリエーション内容の決定など、人々は日々 “経済行動”しています。経済行動に影響する要因の解明やその予測は、学術・実務のどちらでも必要とされる情報です。経済行動の分析は、一般に統計資料など過去の実際の行動を記録したデータに基づいて行われますが、必要なデータがいつも入手できるとは限りません。そのようなときに役立つのが、ターゲットとする人々に対して、経済理論に基づいて設計した質問を行うことでデータを収集・分析する表明選好法です。私たちは、農業・農村分野を中心に表明選好法を活用した実証研究を行うとともに(ただし、本手法の適用範囲は農業・農村分野に限定されません)、関心のある人が表明選好法を実践できるよう、誰でも自由に利用できるデータ解析環境R用のソフトウエアパッケージを開発・公開しています。