インタビュー
いいね!Hokudai フレッシュアイズ
人は本音と建て前を使い分けます。アンケートや面接法では本音が隠されることもあります。潜在連合検査法は,5分程度のオンラインゲームのようなインタフェイスで,面と向かって言いにくい態度の測定を可能にする技術です。
アンケートや面接で,ある製品やサービスに対してどんな印象を持っているかと尋ねてみても,相手は常識や対人関係,社会規範などに基づいて,“望ましい,模範的な”回答をしてしまうかもしれません。一方,潜在連合検査(Implicit Association Test)と呼ばれる手法を用いることで,意識的には出しにくい本音に迫ることができます。よい・わるいだけでなく,さまざまな感情状態の測定に応用できます。
認知行動科学研究室は製造業,サービス業,情報産業,公共団体とのさまざまな共同研究経験があります。人間の特性に基づく認知行動科学の研究成果を活かして,実証データから問題解決にアプローチしてゆきます。