工学研究院応用化学部門・生物計測化学研究室 https://microfluidic.chips.jp/jp/
Nanotechnology / Materials
超低価格のオンサイト検査システムの開発
渡慶次 学
教授
Tokeshi Manabu
◎共同研究者
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石田 晃彦 助教 Akihiko Ishida博士(工学)
どこでも誰でも検査が可能な検査チップ
どこでも誰でも検査が可能な検査チップの開発を行っています。紙を基材にすることで、材料コストだけでなく、廃棄コストも低減することができます。検出器にスマートフォンを利用することで、超低価格のオンサイト検査システムが実現できます。
研究の内容
・検査チップとアプリを開発中
紙製検査チップとスマートフォンで簡便ながら精度良い分析が可能
・紙製検査チップ(ペーパーマイクロチップ)
軽量・薄型の検査チップ
スマホが測定器だから導入費はゼロ
熟練がいらない簡単な操作
スマホアプリが高精度で検査
検査後の処分も簡単
社会実装への可能性
- 1.農林水産物のオンサイト検査
- 2.オンサイト土壌分析
- 3.水質検査
産業界や自治体等へのアピールポイント
超低価格の検査システムが実現します。開発にほとんど設備投資が要りません。
・これまでの実績
カビ産生毒素、乳牛の妊娠マーカー、魚卵アレルゲン、アスコルビン酸、血中のリチウムイオン