大学院工学研究院応用化学部門・生物計測化学研究室
https://microfluidic.chips.jp/jp/
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特許 第5935696号「ポータブルな液体クロマトグラフ及び液体クロマトグラフィー」
液体クロマトグラフはサイズおよび重量が大きいため、実験室での使用に限定され、試料の採取場所での分析や小規模な実験室での分析は困難でした。そこで、構成要素を根本から小型化することに取り組み、超小型・超軽量装置の開発に成功しました。
・液体クロマトグラフ法(HPLC)
各成分は、カラム内で充填剤との相互作用の程度の違いで分離されます。分離するため、成分どうしの干渉なしに分析できます。溶出時間で成分が特定でき、検出信号の強さから濃度を決定できます。
・ハンディーポータブルタイプ
使用のつど収納でき、限られたスペースを有効活用
低溶媒使用量で低コスト 現場での取扱いも容易
シンプルな構造でセッティングとメンテナンスが容易
極微量の試料導入量により希少サンプルの分析に最適
入手容易な乾電池が使用可能
従来スペースに複数台設置して分析効率を向上
・コンパクトオールインワンタイプ
カラム(チップ)と検出器(ブロック)をモジュール化。各種検出法に対応し、交換可能。
・ 試料を採取したその場またはその近辺で分析できます。※別途前処理が必要な場合があります。
・ 委託で行っていた分析を自社でできるようになります。
・ 小型・軽量を活かし,液体クロマトグラフのIoT化も可能です