工学研究院応用化学部門・固体反応化学研究室
https://www.eng.hokudai.ac.jp/labo/kotai/
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新しいアルゴリズムに基づく赤外分光器を開発しています。完成すれば手のひらサイズで、大気中や固体表面の分子を定量することが可能になります。
空気中の二酸化炭素やエチレンなどの小分子の濃度は、植物の生育や果物の成熟に大きな影響を与えます。これらの分子は特徴的な赤外吸収スペクトルを示すため、定量には赤外分光法が有効です。これまでの装置は卓上型でしたが、私たちは新しいアルゴリズムを考案し、それに基づいた分光器を開発しています。
・赤外分光装置を小型化できる原理を考案しました。
・気体濃度の変化など、目に見えない変化をとらえることができます。