北海道大学 研究シーズ集

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Life Sciences

漁具の水中形状・動態可視化技術(NaLA)

漁具の水中動態をPCで可視化

漁具の設計図と海況条件をPCに入力することで,様々な漁具の水中での形状やその動き,各部材に作用する力を数値シミュレーション技術により可視化することができます。
(企業との共同研究により研究開発が行われています)

研究の内容

漁具の水中形状や動態をPCで数値シミュレーションにより予測し、可視化することにより、
・新しい漁具や施設を開発するため実機製作前に評価できる
・操業中の漁具の状態をモニタリングし漁労作業を支援する
・設置海域での施設の耐流性・耐波性を評価する
など、漁業生産施設の操業や設計の最適化を実現します。

社会実装への可能性

  • 1.自動制御技術を組み併せることにより,漁具を意図した形状や運動をさせるなど,自在に操作可能とする技術応用が可能です。
  • 2.水産施設に限らず,ネット状柔構造物に応用可能です(例えば水中ケーブルの敷設など)

産業界や自治体等へのアピールポイント

水産・漁業系だけでなく,海洋開発に関連した産業界の方々からのご相談も承ります。

関連情報

大学院環境科学院 生物圏科学専攻 海洋生物生産学コース 高木研究所 https://sites.google.com/view/laboratoryoftakagi/
2024/9/25公開