Tourism / Community development
AI・データサイエンスと可視化アプリによる地方自治体のインフラ維持管理戦略
長井 宏平
教授
NAGAI Kohei
大学院工学研究院 土木工学部門 社会基盤マネジメント分野
人口減少・少子高齢化に対応する自治体支援Webアプリと持続可能なインフラマネジメント
人口減少が進む北海道の市町村を対象に、道路・橋梁の維持管理を最適化する研究を行っています。各種オープンデータを地図上で可視化するWebアプリを開発し、将来の人口や交通網も考慮した持続可能な地域社会の実現を支援します。
研究の内容
北海道全179市町村を対象に、橋梁データや人口・財政等の情報をGISと機械学習で統合的に分析しています。社会条件に基づく維持管理特性の類型化や財政力が劣化に与える影響の解明に加え、道路・橋梁・公共施設・交通網(バス・鉄道)等のデータを地図上に重ねて可視化できる「Webアプリ」を開発しました。これにより、統計的な分析結果だけでなく、各自治体の具体的な地理条件や将来のまちづくり計画と連動した詳細な検討が可能になります。人口減少下において、画一的ではない各自治体の実情に即した科学的根拠に基づく管理計画策定を強力に支援するツールと手法を構築しています。
社会実装への可能性
- 開発した可視化Webアプリや分析手法は、自治体ごとの「地域インフラ群再生戦略マネジメント」や統廃合計画の策定に直接活用可能です。客観的データに基づく合意形成ツールとして、また国・道による支援の最適化や近隣自治体間の広域連携を促進するためのプラットフォームとしての社会実装を目指します。
産業界や自治体等へのアピールポイント
北海道特有の地域性を考慮したデータ分析に加え、インフラや交通網等の情報を地図上で統合・可視化する「Webアプリ」を開発・提供しています。このツールを活用し、自治体ごとの詳細な検討を支援します。建設関連企業や道路管理者等の皆様と連携し、データとツールに基づく合理的な維持管理を共に実践・普及させたいと考えています。



